桐生祥秀の速報9秒台、今度は公式記録なるか!?4.19 織田幹雄記念国際大会
日本男子100mの桐生祥秀が、3月28日のテキサス・リレーで9秒87(追風参考)を記録したのは記憶に新しいが、果たして今度の織田幹雄記念国際大会で公式記録として日本男子初の9秒台をたたき出すことができるのだろうか!?
200mレースの結果から見る100m9秒台の可能性
4月18日の200mでは気持ちが前に出過ぎたためか3位という結果に終わったようだ。
以下は桐生選手の競技直後のコメントだ。
気持ちで負けて、無難なレースをしてしまった。悔しい思いがあるが、勝利への飢えが増したので、あすの100メートルで盛り返したい
200mは昨年9月にケガをして以来のレースだった。
元々、距離への不安もあったとコメントもしているので、不安材料にはならないであろうと予測する。
なによりも3月28日の好調ぶりを見れば100m9秒台は非常に期待できる!
陸上男子100mにおける10秒の壁
陸上競技が始まって以来、男子100mには10秒の壁というものが立ちはだかっていた。
世界で初めて10秒の壁を破ったのはアメリカのジム・ハインズ選手。1968年1014日のメキシコオリンピックでのことだった 。
その後【最強USA】時代の到来とともに、多くの人が知っているカールルイスやモーリスグリーン、現在【最強単距離男子国】のジャマイカのウサイン・ボルトなど、9秒台を公式記録で認定された選手は世界に94人いる。(参照:10秒の壁 - Wikipedia)
既に引退した日本記録保持者の伊東浩司氏が2013年に『今年中に9秒台が出るのは100%間違いない』と発言してから2年が経過しようとしている2015年、果たして桐生祥秀は陸上日本男子100mの呪縛を解くことはだろうか!?
またしてもスポーツで日本が活気づくか!?
最近の日本のスポーツ界では、団体競技ではなく個人競技で目覚ましい成績を出す傾向がある。
記憶にも新しいが、テニス男子の錦織圭もここの所ずっと日本中を虜にしている。
つい最近でも、水泳男子の北島康介もリオ五輪を目指し現役続行を表明した。
しかし、日常生活の中でこういった話題で盛り上がれるのは非常にうれしいことだ。
筆者も小中学生の頃、陸上大会で100mを走っていた経験がある。
普段は10秒などというものには気にも留めず生活しているが、この時ほど、走者・観覧者ともに10秒に集中するときはないのではないだろうかふと考えてしまったw
さぁ、桐生よ!日本男子最速の称号はすぐ目の前だっ!